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極月・季冬・師走・気ぜわしい月
     いそがしくなる気配あり十二月

毎月、同じように教室の家賃や駐車場代を支払いに行くのに
何処か気ぜわしく、する事が山積みのような気にさせられる。
しなければならない事項を書き上げてみると
0漢字検定の結果報告と次回の人数確認
0冬期講習のお知らせと教材の調達
0その点検と解答作り
0家の掃除と不要な物の処分
0教室も同様
0おせち料理の材料調達
0餅つきの準備
0餅つき
0おせち作り        きっとまだある。

要領よくこなさなければ…
「まっ!いいか。」の性格がいいのか悪いのか…である。
できることなら今年こそは大晦日から元旦を海の見える所で
過ごしたい―――と思っていた。
おせちも作らないで済むし露天風呂につかってご来光を
のぞみたい―――と思っていた。
どうせ叶わないなら「よっしゃ〜!」と腕をまくるしかないな。
【2010/12/01 23:54】 | 日々 つれづれ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
菊花展
知人と2時間余り談笑した後、たまたま開かれていた菊花展を
のぞいてみる。
黄・白・エンジの大輪の真っ直ぐに立ち上がった茎がいったい
何枚の花びらを支えているのか、その上一つの鉢に3本立
5本立は全て花の大きさや茎の太さ、長さが統一されている。
日本人ならではの巧みな技術と忍耐強さの産物であろう。

        菊花展 

懸崖菊にはまた違った風情がある。
小花の集まりが流れるごとくに並べられた鉢が同じ流れを作る
美である。一輪として欠損していない、これもまた見事である。

        ケンガイギク 

出展者のご家族の方に出会う。
「退職してからは朝起きてから夜寝るまでずっと菊にかかって
ますねんよ。私は飯炊き女みたいなもんやね。」
と言いながらご主人の名札にそっと触れた。
奥さんもまた愛おしさがこみ上げてくるのだろう。
【2010/11/30 23:35】 | 花によせて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
西山三山
          落ち葉敷く京の暮色をまといつつ

          善峯寺  

          西山に陽落ちてのちのあかき紅き葉

          善峯寺 

          桂昌院のささやきかとも降るもみじ

          善峯寺 

          風ひとつ落ち葉幾千観音堂

          善峯寺
【2010/11/29 23:10】 | 旅行記・ちょっとそこまで | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
善峯寺・片岡鶴太郎展
     水を渡り 復 水を渡り
     花を看  還 花を看る
     春風   江上の路
     覚えず 君が家に至る    高啓

       善峯寺 

100畳の座敷のふすま25面に『遊鯉龍門図』を描いている。
本坊の庭園の池の鯉を題材に描かれたのだという。
池から飛び出した白と赤の錦鯉の大群が座敷を回遊し、また池に
戻り、滝を登って龍になる。という中国古代からの言い伝えからの
構想だと説明される。
背景の緑は『遊龍の松』の色だそうである。
また、上記の詩と般若心経を鶴太郎さん独特の筆致で書かれている。
いや、描かれているといった方がいいような味わい深い文字である。

善峯寺  善峯寺

一口に絵画といっても様々な手法があることを知る。
輪郭をはっきり描かないでぼかす、もしくは滲ますことで鯉に
立体感をもたせているのか、動きを表しているのかと絵が描けない
私は考えながら大作を観る。
【2010/11/28 22:02】 | 旅行記・ちょっとそこまで | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
善峯寺の千本モミジ

善峯寺の歴史を辿ると、平安中期(1029)に源算上人によって
開かれた寺である。恵心僧都の高弟として比叡山で修行し47歳で
この寺に入山する。十一面千手観音菩薩像を刻み本尊とし仏法を
興隆する。1034年、後一条天皇より鎮護国家の勅願所と定められ
善峯寺の寺号を賜る。
室町時代に後花園天皇が伽藍を改築されその当時は52の僧坊が
あったのだが応仁の乱で焼失、その後江戸時代に綱吉の母である
桂昌院によって復旧される。それが今に至っている。

善峯寺 善峯寺

対向車と徐行しながら徐々に狭くなる坂道を上がる。
真っ直ぐに伸びた杉の間を上がる度にモミジが増え、感嘆のうちに
駐車場に着く。山門は威風堂々とした姿で迎えてくれる。
見事な建造物を見上げながらこの後どのようなものに出会えるか
楽しみである。
まずは本堂に。十一面千手観音菩薩像はここに祀られている。

善峯寺 善峯寺

次に右手の石段を上がると鐘楼、護摩堂、多宝塔と巡ると日本一の
松・遊龍の松が樹高2.3mの高さで西に25m、北へ12m伸びる。
樹齢600年の五葉の松である。

善峯寺 善峯寺

開山堂を巡ると眼前に広大な斜面が一望に開け、見上げるとまだまだ
上へと続く道が見える。
そのふもとに『幸福観音』が静かに穏やかな佇まいを見せ祀られている。
桂昌院が幸せを願い拝まれたと伝えられる。約300年の様々な人の
歴史を見てこられたお地蔵様である。

     善峯寺 善峯寺

球形のモミジのドームの中に身を置いているような夢見心地で細い道を
上り釈迦堂の前に立つ。
ご本尊は石仏釈迦如来で胴の部分の割れ目にお金がはさんである。
敬虔な信者たちに願いが見て取れる。
頭上から色が落ちてくるような錦の色に包囲され奥の院、薬師堂に上る。
『たらちをの 願いをこめし寺なれば われも忘れじ南無薬師仏』
と詠んだ桂昌院の美しい筆文字が刻まれている。

     善峯寺 善峯寺 

見渡せば京都の町が一望でき、その眺望にまた感動する。
3万坪の境内はモミジが赤い生命を吹き込まんばかりに鮮やかである。
自然の作り出す色彩にただただ驚歎する。圧巻なり。

善峯寺 善峯寺 

【2010/11/27 23:31】 | 旅行記・ちょっとそこまで | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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